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Eufy RoboVac 11S サイドブラシ修理

 

我が家では以下のようにロボット掃除機を使い分けています。

1階は部屋が汚れやすく、面積が広くてハードな扱いとなるため、壊れても修理しやすい11Sを配置しています。ロボット掃除機の導入で、手動で掃除機をかけるのは月1~2回にまで減り、家事が非常に楽になりました。

 

・1階:リビング、ダイニング、浴室、トイレ、玄関用

    ⇒Eufy 11S(安くて構造が単純なので壊れても直しやすい)

・2階:寝室、子供部屋、トイレ等

    ⇒ECOVACS DEEBOT OZMO 920(LiDAR搭載でマッピングできるので掃除する部屋を指定できる)

 

消耗部品の共有を考慮し、実家等のロボット掃除機も同じ11Sとしており、現在全部で3台所有しています。

今回、2020/12/5に購入した実家にある11Sのサイドブラシが回らなくなったので、修理してみました。

 

掃除機をONにすると、数秒間稼働した後に左サイドブラシの回転数が遅くなり、赤LEDが常時点灯しつつ2回ピッピッっとというビープ音が繰り返し鳴ります。

 

掃除機本体裏にある、下のエラーコード表から「サイドブラシのスタック」がエラー原因と読み取れます。

(Solid red indicator light Two beeps)

 

 

分解方法は非常に簡単で、サイドブラシユニットは下記の手順で開けることができます。

 

[分解手順]

①下記本体裏写真の「赤、白、黄色」矢印のネジを外す。※黄色箇所はブラシを外すと見えます。

②メインボード上の黄色丸コネクタと、赤矢印ネジ3本を外す。

③ブラシユニットを外し、ギヤボックス内のモーター固定ネジ2本を外す。

 


 

故障原因はモーター整流子内にカーボンブラシの粉が溜まったことによる過電流のようでした。

7.2Vバッテリーを接続し、モーター単体(定格は12V)で稼働させたところ、故障側のモーターだけ大きな火花と白い煙が出てきました。

 

整流子の異常摩耗も気になりますが、精密ドライバーのマイナスで整流子の銅と銅の隙間を奇麗にすることで、正常に稼働するようになりました。

ギヤについてはどこにも欠けが無く正常に回るため、そのまま使用します。

 


 

以上の修理で正常に動くようになりました。

 

しかし、実家に送り返してまた止まったら困るので、念のため新品のモーターに交換しておくことに。

 


 

Amazonで同等性能のモーターが約500円(送料無料)で売っていました。中国からの発送のようで、届くまで約2週間ほどかかりましたが、交換して稼働してみると普通に動きました。

 

修理したモーターはまたサイドブラシモーターが故障したら使用しようかと思います。