我が家では8年前からスマホと固定通信回線の契約をmineo(MVNO格安スマホ)へ移行しており、今年で約160万円が節約出来ました。
家族全体で通信費を安くしたいという方は多いと思いますので、ここにネットワーク構成の一例としてまとめて置きます。
※MVNO(仮想移動体通信事業者)とは、自社で通信設備を持たずに他から設備を借りて通信サービスを提供する事業者のこと。
※下のmineoアイコンから契約すると事務手数料3300円が無料になるそうなので、リンク張っておきました。興味ある方はどうぞ。
こんな方にお勧めなネットワーク構成です。
・ネットが多少遅くても通信費を徹底的に節約したい。
・家に常時回線は欲しいが使用頻度が低く昼間は殆どいない。
・頻繁に高画質ネット動画(4K,HD画質)を見ない。
・災害時のために夫婦でauとdocomo回線等に分けておきたい。
・スマホ端末は自分で調達出来る。
我が家では8年前に以下のように通信環境を見直し、年間で約20万円の節約が出来ています。
「音声sim×2(au)+固定通信回線」⇒「音声sim×2+通信sim×1(共にmineo)+スマホ自家調達」
既にauのpovoやdocomoのahamo、MVNOのUQ mobile、Y mobile等を使用している方も多いと思いますが、
スマホだけでなく、家のネットワーク環境までスマホで代用することで大幅な通信費の節約が可能になります。
しかし、固定通信回線をスマホのテザリングで代用すると、有線LAN機器との接続や接続端末数の上限(5~10台)が課題となります。
そこで、下記ネットワーク図のように、テザリング専用スマホと無線LAN親機のWAN側を「無線⇔有線コンバーター」で接続しています。
こうすることで、家の通信機器の設定は変えずに、接続端末台数を気にすることなく、スマホのテザリングで代用できるようになります。
現在のmineo契約形態と支払額は以下の表の通りです。
家の固定通信回線速度は1.5Mbps(187kB/s)で、長時間Skype通信をしたり子供3人が同時にそれぞれYoutubeを見たりしても支障はありません(Skypeと同時はNG)。
最近では子供がスプラトゥーンのオンラインゲームもやっていますが、特に問題なさそうです。
また、常時クラウド保存型の防犯カメラスマホアプリを2台稼働させていますが、そちらも問題なく毎日稼働し続けています。
※だいぞうスマホは常時200kbpsの低速通信契約ですが、mineoアプリでスイッチをON,OFFすることで高速通信を使い分けています。
パソコンのOSアップデートや、大容量コンテンツのダウンロードについては、「夜間フリー」というサービスを利用しています。
23:00~7:00の深夜のみパケットカウントフリー且つ、通信速度制限無し(実力は6~20Mbps)となります。
これでWin10 OS用iso(約8GB)のダウンロードやOSの大型アップデートも問題なく出来ています。
夜間フリーはmineoアプリで「ゆずるねボタン」を押したうえで、平日の昼間12:00~13:00の間、殆ど通信をしない×10日で権利が与えられます。
通信速度を切り替えるmineoスイッチを自動でON,OFF出来るスケジューラーも標準機能としてありますので、深夜になると勝手に夜間フリーが適用となります。
福島ではこれまでに何回も大きな地震に見舞われ、その都度、通信回線の混雑も発生してきました。
私はdocomo、妻はau回線で契約しているので、もしもの時、いずれかの通信が出来なくなっても、震災情報の入手が出来て安心できます。
通信費の大幅な節約、災害時の安心、IoT機器の使いこなしを同時に実現できるこういったネットワーク構成を一度検討してはいかがでしょうか。
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