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日立パワーブーストサイクロン CV-SE900N パワーブラシ修理


家で使用している掃除機の回転ブラシが回らなくなったので修理してみました。

原因はホース内を通る電源線の断線で、バイパス線を半田付けすることで修理できました。

備忘録として詳細を記載しておきます。

掃除機の高機能化に伴い、最近の掃除機は壊れやすくなったと感じます。

今回修理した日立の掃除機も購入後2年(使用頻度2日に1回程度)で故障してしまいました。

 

・故障の現象:電源スイッチを押しても回転ブラシが回らない。

・原因の確認:伸縮管ホースを外して直接ブラシをセットするとブラシは回り、菅ホース同電極間は絶縁状態(断線)。

・修理方法:伸縮管ホースのカバーを外し、断線したフレキシブルケーブルを別の電線でバイパスする。(手順①~④)

・注意事項:菅ホースカバーは簡単に外れないため、少し割って開けることになります。

①断線したフレキシブルケーブルの間を半田付けにより銅線でバイパスする。

②半田付け箇所周辺をホットボンドで固める。

 (電気的接触の機能に加え、機械的強度の確保も必要なため)

③絶縁テープで銅線がむき出しになっている部分を覆う。

④菅ホースカバーを元に戻し、開かないようにテープで固定する。これで修理完了です。

 

いまはロボット掃除機が毎日勝手に掃除してくれるので、手動で掃除する頻度が少なくなりました。

でも、たまにガッツリ掃除したいときや、車内を掃除したいときには、こういった手動掃除機が必要となります。