コロナの影響でまだ遠出が出来ないので、なんとなくスピーカーを作ってみました。
スピーカーユニットは、昔中古で売った車から取り外した物が手元にありました。
ということで、箱(エンクロージャー)用の材料と下記部品類をロッキー、ではなく近くのホーマックで調達してきました。
・MDF板材+カット加工 2000円
・ネジ、ワッシャー類 620円
・吸音材 400円
・紙やすり 80円
※スピーカーケーブル、デジタルアンプ、DAC(USB接続タイプ、バーブラウン製D/Aコンバーター搭載)は使っていないものがあったのでそれを使用。
エンクロージャーの設計にこだわりはありませんでしたが、とりあえずスピーカーユニットに丁度良い大きさとし、タイプはバスレフ型としました。
周波数特性シミュレーションは「SPED」というPCソフトを使用。図面は個人利用なら無料で利用できる「Autodesk Fusion 360(CADソフト)」で書きました。
仕事では設備屋さんに設計も含めて丸投げ?ですが、一応私も3D CADを使用することが出来ますので、上図のように書いてみました。
3Dだと全方向から形状を確認したり、各パーツを組み合わせたときに干渉や不足がないかを予め確認することが出来て便利です。どちらかというと、私の仕事ではこのCADにも搭載されている応力解析(CAE)を良く使います。無料でこんなソフトが使えるとはすごい時代になったと感じました。
カットしてもらったMDF材を組み立てて木工用ボンドで固定、吸音材を入れてポートの穴はトイレットペーパーの芯(φ40)で作成しました。今後も吸音材の調整を行う予定なので、底板は4か所のネジ止めで固定しました。
色塗りはまだですが、図面作成から半日で完成!
早速試聴してみました。
これはひどい音。下記のような音になり、小さなPCスピーカーよりはましといったレベルでした。
今後時間があれば吸音材やネットワーク、ポートの延長で音質調整したいと思います。
[↓こんな感じの音になりました]
・量販店に売っているコンポと同等かそれ以下の音。小さなPCスピーカーよりはまし。
・中音盛り上がりで高音域は程よく下がり、低音は下がりすぎ。(への字型)
・30~100Hzの低音を再生すると入力信号の3の倍数の離散スペクトラムが2つ発生。
・定在波による音の乱れが多い。(吸音材いっぱい入れたのですが)
↑どの周波数に変なピークがあるかは突き止めたので、今後はここを改善していきたいと思います。
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